こんにちは。らむねです。
家族との折り合いがどうしても悪い・・・、家庭内暴力をしてしまう・・・
等の理由で、子ども自ら家を出ると言った時、
親としてどうするのが正解なのか悩んでしまうところでしょう。
しかし、子どもも親も違う人間……
ほかの人の意見を聞くことはもちろん大切ですが、
親子としてベストな解決方法を探し出すには、やってみないと分からないこともありますよね。
今回は、そんな親子のお話です。
大切に育ててきた出来のいい息子が家庭内暴力! その行く末は?
堀口紀子さん(52歳)の息子・勇樹さん(19歳)は、
実家から電車で2駅のところに一人暮らしをしています。
紀子さん夫婦にとって、勇樹さんはやっと授かった念願の子どもだったので、
小さなころからたくさんの習い事をさせるなど、将来のことを考えて英才教育に力を入れて育ててきました。
勇樹さんもそんな親の期待に応えるべく、
成績優秀で何事にも一生懸命取り組んでいました。
私立の中学に通うために平日は毎日塾に通い、
休日も勉強で遊ぶ暇などありませんでしたが、
第一志望の名門中学校に進学することが出来ました。
中高一貫の名門校に通い始めてからは、
友達に後れを取らないようにと、
紀子さんは勇樹さんに対してさらに教育熱心になっていきました。
成績優秀な息子が突然うつ病に!?
しかし中学3年間はそれなりの成績を収めていた勇樹さんですが、
高校1年生の時に突然「うつ病」を発症し、学校を休みがちになってしまいました。
紀子さんは、最初は勇樹さんがうつ病だとは気が付かず、
「学校を休むのは甘え」「勉強が遅れるから、学校には行きなさい」などと、
厳しく接していましたが、あまりに様子がおかしいため病院に連れて行ったところ
「うつ病」と診断されました。
それからの成績は急降下。
病院の先生に言われた通り、普段は勇樹さんのことを見守っていた紀子さんですが、
ある日、勇樹さんの調子がよさそうだったので「せっかくいい学校に入れたのにもったいなかったね」と、
言ってしまった瞬間、
勇樹さんは黙って目の前にあったコップを紀子さんのほうに、思い切り投げつけ、
部屋へ駆けあがって行ってしまいました。
親の期待に応えてくれていた成績優秀な息子がうつ病に?
この家族に待ち受ける更なる困難とは?
(2018.08.27)